日記(2020/05/15)

dアニメストアで劇場版が見られるようになっていたので、見よう! しかしテレビ版を簡単に復習しておこう! ということで最終話を見た
「カバネリ」と言えば、私の中ではポスト「Gレコ」作品
最終話のラストシーン(車内から放送するあたりから)が好きすぎて、放送当時20回くらいは見返したなあ
朝起きたらこれを見るみたいな感じ

今更気づいたのだが、OPでの家紋(甲鉄城の紋なのかな?)*1が出てくるとこってドストレートな「イデオン」オマージュだったんだ
キルラキル」でもあったし、このモチーフ人気あるよなあ

どちらかというと「Gレコ」が見たくなってしまった…
見てみるか、劇場版

「たまラブ」みたいな感じで爽やかだなあと思っていたらEDが作画アニメでビビる
本編に感動してたところなのにちょっと調子が狂うんですけど…

内容は非常によかった
和テイストと四季の移ろいを情緒的に描くのは、かなり好みの映画的風合い
無名ちゃんが可愛くてほんとうによかった。主演陣も結婚おめでとうございます

作画的には序盤で無名ちゃんがフラウボウみたいなキャラと編み物しているところがめちゃくちゃよかったです

しかし今更だけどカバネリの世界ってよくわからないな…
ゾンビ発生の対応として、砦を作ってそれらの間を頑丈な機関車で移動するというの形式になるものかなあ?
砦外の線路の安全性・危険性をどう見積もっているのかは気になる
外国の存在は明確には出てこないけど、この世界って海運はどの程度進んでるんだろうか
それにしても保線作業員の危険度が半端じゃないわりに、あまり手当をもらっている雰囲気もないな。すこし気になった

世間は巣ごもり消費が増えてるらしいが、私は特に何も買っていなかったので、映画DVDでも買おうと思い立つ
溝口作品は、映像媒体を一本も持っていなかったので、これを機に買い集めることにしてみた
久々なので結構内容を忘れていて、特に「近松物語」と話を混同していたなと反省……
溝口作品って遊郭か時代劇しかないから(偏見)、ごっちゃになるんだよな

シナリオの古典的要素の安定感を土台に、カメラワークの巧みさが重なっていて、映画的な面白さを感じるなあ
ほんとに会心の作品だ
しかし適当にチョイスしたけど、そういえばこれって溝口作品でおなじみの進藤英太郎が居なかったんだ
進藤英太郎を見ねえとファンは満足できねえんだ

*1:六根清浄というらしい…そんなのあったけ…なんも覚えてねーな…