日記(2022年04月18日)

  • 佐藤究作品「テスカトリポカ」、「Ank : a mirroring ape」を読む

文句なく面白いですね! 暴力的な映画とか、SF映画とか好きな人にはピッタリの作家ですね
映像化は、韓国映画とかで作ってほしいですかね。日本でやるならアニメで、「虐殺器官」と同じ布陣でいいんじゃないかなあ

ところで、論文だとすると、私の感覚だと「Ank: A Mirroring Ape」のほうがタイトルとして妥当かなあ。いやキャピタライズしただけだけど
主人公の論文のタイトルは作中では語られてなかったはずだけど、これがそうだと思いたいところ
かかるのが不定冠詞なので、Ankってのは作中に登場するアンクではなくて、mirroring ape(=進化した類人猿)の総称という感じですかね

  • SF作品のリーダビリティ

高校生の頃、数学やら理科にロマンを感じていたり得意だったりしたわけでないにもかかわらず、
うっかり理工系のコースに進んでしまったため、SF作品を観たり読んだりといったことを意識的に行っていたなあ
思い返すと非常にまじめなエピソードだと苦笑するのだが、当時はそれなりにモチベーティングとして作用した覚えがあるし、
今現在も研究開発な仕事にはそれが役に立っているなあ、と
といったことを佐藤究作品を読みながら思い出したのであった