日記(2022/11/14)

「すずめの戸締まり」を見てきた
国内旅行が大の趣味のせいもあって、かなり良かったですね

suzume-tojimari-movie.jp


★大きいところ

  • 旅だ!
  • 新海誠作品って作家性あるなあ。災害を防ぐとか、扉を閉じるとか、常世の世界に繋がっているとか。「君の名は。」以降、意識的に取り入れているであろう日本書紀古事記的なモチーフは、エンタメ的にもかなりハマっているような気がする
  • 国内の旅とか日本的なモチーフが特徴的で、日本への愛や執着を感じましたね。トラディショナルな邦画にも通ずる魅力を感じる。氏の作風とは異なるが、時代劇とか撮って欲しいな
  • 震災関連のアラートは現実のものとは違うとはいえ、やはり来るものがあるので、無理な人には無理ですね
  • 新海誠作品といえばやっぱこの絵じゃないと! となるなあ。「君の名は。」以前の大成建設のCMとか「言の葉の庭」のイメージだと、やはりこの絵だなあ

★小さいところ

  • 冒頭の鈴芽と草太のすれ違うところは新海誠作品でよく見るやつだが、個人的には「Air」っていうか「出崎版Air」感! つまり旅だ!
  • ていうか草太の風貌・佇まいが国崎往人だろ
  • そうか、スマホQR決済とかできればひょいとフェリーに乗ってしまっても遠出できてしまう時代だったんだ! いいね!
  • 舞台は色々と混ぜたりしている感じですね。廃墟はさすがにその場所にあるやつをそのままってわけじゃないな
  • 廃墟探訪はしたことないけど、こういうの趣味にしたら一線超えたな感があるんだろうなあ
  • 鈴芽はやっぱりPTSDだったのかな。四歳なら普通に記憶がないのもあるか?
  • どういう経緯で缶を埋めたのか…。家がなくなる→仮設住宅に行く→「そんなの持って行けるわけないでしょ! 埋めなさい!」「わかった!」 とか?
  • 東京上空のシーンでは、草太が死ぬのはさておき、形見の椅子まで持っていくのはやめてくれよ! と思っていた
  • クッソシリアスなシーンにて椅子目線から明かされる、シンカンセンスゴイカタイアイスを食べる鈴芽!
  • 新幹線はのぞみじゃなくてひかりに乗ってたように見えましたね。何ひかりだろう? あと今じゃ富士山とか一切気にしてない自分を恥じた
  • 車が落ちて天井が直るシーンは、劇場で全くウケてなくて笑ってしまった
  • 一日目:宮崎→愛媛のフェリーで泊、二日目:愛媛泊、三日目:愛媛→神戸 & 神戸のお店で泊、四日目:神戸→東京 & この日はどこで寝たんだ?、五日目:車で気仙沼陸前高田まで。五日間でもこういう旅ってほんとに心に残るよなあ
  • これ沖縄と北海道は行かないなと気付いてから、かわいそうだなと思っていた。陸続きの移動でなかなか沖縄・北海道は組み込みづらいよな…。フェリーは初手で使ってしまったから、また乗るのも微妙だし
  • そういや路線バスって乗ってたっけ? 高速バスは当然乗ってないだろうけど