「りゅうおうのおしごと!」8巻まで読んだ他

あんまりオタク活動してないのもあり、気づいたら一か月放置してしまっていたので更新します。

いやはや。
まだまだ生きていると思ってた……。
年齢的に特別なことではないのだが、この時が来るのを準備してなかったな。
まだまだ生きていて欲しかった…。

何回入退会を繰り返したか覚えてないのだが、
年1で見返してる富野アニメが見たくなったので再加入。
Gレコ17話18話を見たんだが、なんだか話をあやふやにしか覚えてないなあと思って1話から見返すことにした。


りゅうおうのおしごと!」はSFだと思う。


この作品を読んで初めて知ったのだが、
プロ棋士より将棋ソフトのほうが圧倒的に強いらしい。
プロ棋士が負けた話は知っていたが、そこまでの物とは知らなかった。

そこが本作のスパイスになってるようにも感じる。
ソフトよりも弱いプロ棋士の存在に価値があるのだろうか? いや、そうではない。
プロ棋士がソフトより弱かろうが、人間がコンピュータより低性能だろうが、そんなことは全く関係ない。
1巻のあとがきにあるように、

なぜ将棋を選んだのか?
それについては『熱い物語が書きたかったから』という、それに尽きます。
真剣に、人生を賭けて戦う若者達の姿を書きたいと思い、その思いに最も適した題材が将棋界でした。

というのが、本作の魅力であり、
棋士が戦う姿の尊さに、ソフトより強い弱いということは全く関係しないんだなと思った。

なので、世間で、

2045年には、人工知能は人間を超える(だから人間は不要だ)
10年後には、約47%の仕事が人工知能に取って代わられる(だから人間は不要だ)

と言われていようとも、
「生きるってそういうことじゃないんですよ!!」という感じだ。
というわけで、りゅうおうのおしごと!」はSFだと思う。