「カメラを止めるな!」 邦画的コメディ映画と感じた

kametome.net

オタクなので流行っているものはたいてい見ないのだが、
邦画となるとやはり気になるので見てきました

シネコンで見ました。混み具合はほぼ満席
その多くは、「行こうと思えば新宿・池袋まで行ける距離なのだが、たかが映画一本で出向く気にならないので、近くで公開するのを待ってました」といった感じだろうか(自己紹介乙)

始まってから10分くらいはあまりにもつまらなすぎて、
「仕掛けにしてもこれシネコンで流していいやつなの?」と不安になったものだが、
後半はばっちり面白かった
まあでも、後半の盛り返しを含めても、前半37分はイオンシネマで流すものなんですかね……って感じはある(オタクの謎取り越し苦労)

面白いポイント自体は仕掛けでもなんでもなく、純然たるコメディなので、非常に良かった
インディペンデント系なので、何かこう意識高かったり、新たな表現の開拓だったりするのかな? と身構える部分もやはりあったので、
シンプルに笑える作品になっていてよかった
序盤に仕掛けはあったものの、映画としてのピークが邦画的ドタバタコメディに収束していく感はかなり好みでした

映画館で見られてほんとによかったです
劇場全体が笑っているという映画体験もあまりないので
昨今言われている、映画のアトラクション化・体験型エンタメ化がまさにピッタリとハマるような経験でした
しかし、映画「鑑賞」という言い方ももう古いのかもな。映像体験?(それも別に新しいわけじゃないな…)