日記(2020/03/01)

  • 「22/7」の7話

7話は作画や画面に満足できて最高だった
まさか推しの戸田ちゃんが作画回になるとはね。戸田さん推しがいたのはスポンサーじゃなくてスタッフだったんだなあ

やはり、戸田ちゃんが個室棟に向かうところから屋上までのパートかな
中でもここ↓

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一瞬戸惑うような驚きのある画面が好きで、これも初見では「どこにカメラがあるんだ?」と思って惹きつけられた
影の演技というおしゃれなやつからの、横切る戸田ちゃんを見て、ああそういうことかってなるのが心地よかった

ほかにも良い場所が多かった
ずんが教室で咳が止まらなくなっちゃうとこ、ああリアルだ……って

この回を見た後にOPでジュンジュンが折り紙を持っていたことに気づいたな
けっこうまじめに本作を見ていたつもりなんだけど
指の包帯の話はいつやるんだろ? 俺なんか見落としてるかな?


  • 「22/7」の8話

8話は内容面が好みだった
生い立ちを通して現在に至るまでを語る形式であることと、あか姉の現在のキャラを鑑みると、内容的には超予想通りだったのだが、それを上回る完成度!
「相棒ロボットが最終回付近で壊れるのだが、最後に感情に目覚める」という古典的なモチーフは、やはりいいものがあるなあ! と思いました

「ナナニジ」は実質「キンプリススス」だと思っているけど、家族の絆が戻るわけではないんだよね
家族の絆は必ず修復すべきだと思っているわけではないのだが、アニメ作品にしては結構シビアな世界観だなあって
「プリリズ」は実質「富野ガンダム」なのだが、家族との関係が修復する「富野ガンダム」である! とずっと言い続けてるけど、その観点で言えば「ナナニジ」は多少「富野ガンダム」的と言えるのか?
あと、「言い過ぎない」という点も明確に違うかな
今回、菱田監督ならあか姉が事件後に再度アイドルになろうと思った過程を丹念に描写すると思うけど、本作では「家から近くて適度な運動ができるから」という嘘なのか本当なのかわからないテンションでさらっと流しててクールだなあって
いや、ナナニジ世界では多分本当なんだろうけど
そこを流しても話は成立するんだ!? って勉強になった感じかな。俺ってやはりアニメ脳で、動機付けはしつこいくらいやるものだと思っていた節があるね

ライブシーンもよかった
こういうのでオタクの声を入れるようになったのって「アニマス」からかな? 知らんけど
最近のリアルライブも延期になってしまったし、オタクと一緒に応援できて俺は嬉しかったよ
観客席をステージ側になめるところで、すげえ「ラブライブ」を感じたんだけど、なんとライブパート演出は京極監督だった!

元々アニメ化ありきの企画とはいえ、楽曲の歌詞のニュアンスや「計算中」やYouTube動画から拾い上げたネタが画面に反映されていてすごいんだよなあ
単に絵になって声がついて動くだけのアニメ化じゃなくて、1クールのアイドル物というフォーマットの中で、「22/7」の世界観を表現するためのアニメ化、という感じ
ほんとうに素晴らしい出来だと思う。作り手から並々ならぬ熱意を感じる