日記(2020/09/30)

  • 「映像研には手を出すな」の実写映画を見た

面白かったです!

原作漫画は未読、TVアニメは5話か6話くらいまでしか見てない、ドラマは全部見てたという感じで
「映像研と言えば乃木坂がやってるドラマでしょ?」いうライトファンには十二分に楽しめました

適当に箇条書きで感想
・ドラマ「映像研」名物のめちゃくちゃカットの早いOPを、劇場の大画面で見られて良かった!
・「映像研」の面白さって、他人と共同でモノを作る面白さを知る瞬間を追体験できることなんだなあと再認識。それまでモノづくりの経験がなかった子供が、人のアイデアに乗っかって乗っかって、自分の中からだけでは出てこなかった面白いモノを作り上げる経験を、こうも鮮明に描き出してくれる作品は、唯一無二だと思いますね
・「はじめてのおつかい」のパロディ。小ネタにしては尺を取っていて、めちゃくちゃ笑ってしまった。字幕があるのと、演者も子供っぽい舌っ足らずな喋り方に寄せていて、よくできてましたね
・カメの登場は、完全に怪獣映画のそれとして楽しめて、かなり良かったですね
庵野秀明的な字幕での演出は、映像研の戯画的な世界観によく合ってると思いましたね。徹夜阻止のモニターとか、思いっきりNERV司令部だよなあ
浜辺美波の出番、これなんだ!? この「ドラえもん」のフー子そのものな要素はいったいなんだったんだ…
・滲み出る学校教育へのヘイトで、思わず笑ってしまう。これもこれで面白いけど、どちらかというと同原作者による学園を舞台にしない作品を見たいですね
・ツバメの母役の松本若菜が、山下美月に結構似ていて、「おお、すごいな」と思った。ドラマ版にも出ていたみたいね
・ドラマ版六話の内容だけど、生徒会審議委員会での浅草の長回しは、齋藤飛鳥がかなりよく演技できていて、改めていいなあと思いました

こんなところかな。面白かったです
これって出演陣の年齢もあるし、興業が良くても次回作はないのかな?
学園ものなので、その瞬間の出演陣を楽しむという趣はあるかと思う。そういった意味で、当世のトップアイドルを起用しているのは、何も間違ってないと思うんですよね
私としては、2020年にこの作品を見ることができて、とても嬉しかったです